インドの伝統医療アーユルヴェーダでは、ゴマ油などの油でうがいをして、
口内やカラダ全体の病気を治す治療法があります。オイルプリングと呼ばれています。
この治療法は、近年欧米でも徐々に効果が科学的に立証されはじめ、ナチュラルヘルス志向の
人達の間でも、使われるようになってきています。
アーユルヴェーダにおけるオイルプリング
アーユルヴェーダでは、正常に消化されずに体内に残った毒素のことをアーマと呼び、
アーマが溜まることで病気になると考えられています。
このアーマを口内から取り除く方法として、オイルプリングが使われます。
アーユルヴェーダの教科書には、頭痛・喘息・糖尿病・にきびなど数十種類の
病気をこのオイルプリングにより治療できると記載されています。
オイルプリングの科学的データ
アーユルヴェーダや、その他の東洋医学は経験や思想を元に発展し、
それら全てを科学で証明することは難しいですが、オイルプリングの効果は部分的に
で立証されはじめています。
インドでは、オイルプリングは虫歯菌の減少、歯の再石灰化、
・歯肉炎・歯石の蓄積の予防・改善に有効であるという
の調査結果が出されています。
オイルプリングのやり方
市販のマウスウォッシュ同様、油を口に含みくちゅくちゅと口をゆすぐだけ。
は、歯の表面や歯と歯の隙間を洗い流すようにゆっくりと20分間、
の中で油をまわし続けること。口の筋肉を鍛える効果もありますが、
がだるくなったり、いたくなったりするようであれば、力強くやり過ぎている証拠。
きつい場合は、5分程度の短時間からはじめ、慣れてきたら徐々に時間を伸ばし20分、
時間に余裕があれば30~40分やっても良いです。ただ、本当に辛いです…
でも、これは口の筋肉だけではなく顔の筋肉を鍛えるにも良いような気がします。
小顔効果がありそうでしたよ。
個人的な意見ですが…
時間があれば毎日やれば効果的です。テレビを見ながらや、通勤の運転中などに。
雑菌や食べ物のカスが油に溶け出し乳白色になった油を吐き出して、水もしくは重層を溶かした水で口をゆすいで終了。
てすぐ朝食前、口内で雑菌が繁殖している時にやるのが効果的。朝時間がない場合は、別の時間帯でもOK。
吐き出す時は、排水口には流さないで下さい。
排水口に流すと、詰りの原因や環境に悪いので、ティッシュなどに出して、ゴミ箱に捨てて下さいね。
アーユルヴェーダでは、重曹の歯磨きも、歯の再石灰化に、効果的だと言う事もありました。
使用するオイル
インド医療のアーユルヴェーダでは、ゴマ油が一番頻繁に
われているそうですが、そのほかにもココナッツオイルや、
ヒマワリ油、患者の症状や病気に合わせたエッセンシャルオイル
を溶かした油なども利用されます。ただし、ゴマ油は炎症を
促進するオメガ6脂肪酸が比較的多く含まれているため、
ココナッツオイルのほうがベター。ココナッツオイルにも強い
殺菌作用があるので、同様のデトックス効果が期待できます。
僕は、ゴマ油でしています。
その他の虫歯対策
オイルプリングにより、口内をきれいに保つことは虫歯予防にとって大切ですが、
同時に自己免疫を高め、虫歯菌に負けないカラダを作っておく事も重要。体全体の免疫力が
弱い人は、口内免疫も弱いので、歯肉炎や虫歯にかかりやすくなります。
砂糖は、口内で虫歯菌の繁殖を招くと同時に、腸内環境を乱し、免疫低下をまねくため虫歯に
かかりやすくします。日頃から、新鮮な野菜や果物で、ビタミン・ミネラルを十分に摂取することが必須。
コーヒーや砂糖入りの炭酸飲料も気をつけましょうね。
またグラスフェッド(牧草を食べ自然に育てられた)の家畜の肉や、
それから搾取したミルクによって作られたバターやチーズなどの
乳製品にもミネラルが豊富にふくまれているため、免疫強化に役立ちます。
ただし、成長ホルモン剤を投与された家畜や、加熱殺菌されたミルクは
これと同じではありません。
毎日15分~20分程度、日光浴をしてビタミンDを合成することも免疫強化にかかせません。
カルシウムが骨に変わるまでも、ビタミンDは、欠かせないそうです。
先月の歯医者さんでは、歯を抜きましょうと言われ、ショックを受けました。
皆さん、歯は大事なので歯磨きは、しっかりしましょうね。
歯磨き粉も、きちんとした物を選んで下さいね。
ラウリル硫酸ナトリウムなどが、使われていないものや、フッ素の出所が分かり安全な物が入っている物にしましょう。
歯医者さんでは、フッ素を推奨していますが、フッ素は元々、殺鼠剤です。
歯磨き粉の見極めが大切ですね。
僕のオススメは、コチラです。↓
梅の味が、少し慣れるまでは気持ち悪いです…